【2023年11月版】身バレを防ぐX(旧Twitter)のプライバシー設定をしよう
X(旧Twitter)のプライバシー設定に大きな変更がありました。イーロン・マスク氏はX(旧Twitter)を本格的な出会い系アプリに変えたいという意思表示をしており、それに向けた設定変更の始まりと考えてよさそうです。匿名性を由としてきたX(旧Twitter)ですが、Facebook並みに個人特定がしやすいようデフォルト設定が変更されていますので、まだ未設定の方はご確認いただき、対応をおすすめします。
私のように身元を明らかにしていても、この設定はさすがにちょっと……という内容です。
デフォルト設定がどう変わったか
プライバシー設定をオンにしておくと取得情報にメリットも生まれますが、デメリットも多くなります。以前からある情報も含まれますが、今対応しておきたい設定は具体的には次の4点です。
- 位置情報が使われるようになった(現在地を元にした情報表示)
- マーケティングデータが広告主に表示される(レコメンド精度の向上)
- 識別情報が使われる(ログイン情報をもとに個人の紐づけを行い、情報がカスタマイズされる)
- 連絡先(電話番号・メアド)との同期(連絡先をもとにレコメンドが行われる)
連絡先の同期については、Facebookを思い浮かべていただけるとわかりやすいと思います。電話番号をスマホに登録していると、「友達かも」的なアカウントのレコメンドが表示されますよね。X(旧Twitter)にもそれがなされるようになります。
今、X(旧Twitter)の画面上でレコメンとされる「おすすめアカウント」は、フォロワーの傾向が似ているアカウントや共通の友達や登録ジャンル、行動ログに基づいてレコメンドが行われています。それが、連絡先と関係性があると思われるアカウントが表示されるようになると推測されます。
ですので、平たく言うと、連絡先を知っている・知られている方に対して、非常に高い確率で身バレしやすくなります。職場や取引先の身近なリアル知人から、家族・友人などにも伝わる可能性が高まります。
おすすめのプライバシー設定
X(旧Twitter)の設定はこちらから行います。左端は、公式アプリのメニュー画面。「設定とプライバシー」を選択>「設定」>「プライバシーと安全」の順に遷移し、
- 見つけやすさと連絡先
- 推測される識別情報
- ビジネスパートナーとのデータ共有
- 位置情報
▼こちらが各ページ。赤い枠線部分を「オフ」にしてください。
すぐにできる設定ですので、ぜひやってみてください。
※本記事の内容は2023年11月7時点の情報ですので、内容については仕様変更される場合があります。